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愛着のある街
07年.02月.15日-17:31 

All you need is love
(John Lennon)


●愛と街作り


言うまでも無く、愛が「全世界において素晴らしい物である」ことは疑いの余地も無いでしょう。
愛にお金は要りません。ですが、愛を与える人はなぜか嬉しくて、愛を受けた人は、もっと沢山の愛を返そうと考えます。そしてその愛を受け取った人もまた更なる愛を・・・ このようにして「いいサイクル」が生まれていきます。

あなたは自分の町を愛していますか?

イタリアでは、窓辺に花を飾る習慣があります。
まあ、ゼラニウムを使うことで、家の中に虫が来ないようにする効果もありますが・・・本来の目的はその家に面した道を通る人に気持ち良く感じてもらいたい。また、自分の家をきれいに飾ることで「この家はきれいだ」と思われたい、誇りを持ちたい、といったところでしょう。
結果、道行く人々は「この家の人はセンスがいいな」と思い、どこか良い気分になり、「町をキレイにすること」をもっと意識するようになります。自然とゴミを捨てないようになり、街を歩くこと自体が楽しみになります。こういうところから町全体のイメージはいい方向に変わっていく物なのでしょう。
きれいな町には観光客が集まり 結果 町の景気も良くなります。きっと不動産的価値も高くなるでしょう。

まさに愛情から愛情が生まれ、育っていき、そこから付加価値も生まれてきます。市民はその町に投資をしている株主のようなものです。会社も家も街の一部であり、一人一人の行動が、その町への投資として街に働きかけ、その街のステータスと繋がっていきます。
また、街が元気になっていけば、その街の、不動産価値や会社の価値も上がっていくことでしょう。

愛は、与えれば、付加価値がついて戻ってくる物です。ですが、そんな見返りは考えずに、たっぷりと注がないといけません。
不動産や経済、その他の価値は、後から付いてくるもの。とにかく無償の愛を街に注いで見て下さい。


では「街を愛する」とは?
街をリスペクトして、街の歴史を大切にして、その街での思い出を大切にして、街の個性を守っていくことです。
もしこの考えに間違いが無ければ、街を愛していない市民は、その街の経済を含む多くの環境にダメージを与えることにもなりかねません。