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eliminare le distanze, mantenere le differenze
(Michelangelo Pistoletto)

Diversity

『個性』や『オリジナリティ』など、私たちは「人と違う」ということについて 色んな言い方をします。「赤色」が「緑色」とは違うこと、氷が冷たくてコーヒーが温かいこと、太陽が明るくて雨にあたれば濡れる事・・・このように「違いがある」ことについては神様に感謝しなくてはいけませんね。 おそらく皆さんも 全てが灰色の世界、毎日が同じ事の繰り返し、全ての人が同じ顔の世界・・・ で暮らしたいとは思わないでしょう!? でも残念なことに、現在私たちの暮らす世界では「違い」という言葉が しばしば「悪い意味」でとらえられることがあります。 「違う物」は時に 「理解しがたく」「危険」で、「宇宙人」や「異種の人」、「反対意見の人」「別の世界の人」、なんてとらえられることがあります。つまり「違う事」は「修正すべき、減らすべき点」として見られるのです。 こういった考えはおそらく、個々の人々が「自分に自信がない」ことや、「精神的に弱い」からこそ生じる考えなのではないでしょうか?なぜなら 本来 「違うという事」は この世界において最も大切なこと、楽しむべきこと、守るべきことなのです・・・。「違い」があるからこそ、私たちはなにかにチャレンジしようとするし、成長していくのだし、他の人の自分と違う意見も理解しよう・・・とするのです。

Complexity

今日 “「強い個性」は、時として社会の動きを邪魔する”と考えられることがあります・・・が、そうではありません!実際 これら(個性と社会)はお互いをサポートしあうことだってあります。 自分の個性を磨いている人は きっといつか 町に新しい考えを取り入れ、盛り上げてくれたり、パワーを与えてくれることでしょう。同時に 個性が感じられるようになった町も、今度は人々の力となってくれたり、やる気を盛り立ててくれるはずです。(いわば「WIN-WIN SITUATION」ですね。) バランスの取れた自然界の環境は、異なった(複雑な)様々な要素がベースとなって成り立っています。 例えば・・・原林が 数え切れない沢山の植物でなりたっていて・・・、 沢山の果物があり、それらは「それぞれの季節」に実って熟れる・・・そして それぞれ動物をサポートする・・・ さらにそれぞれの動物もまた 果物を食すことで 森のバランスを保つ手助けをしている・・・これぞ「食物連鎖」です。 「食物連鎖」は お互いの関係とバランスが保たれたいい状態ですよね。

このように「複雑なこと」「違うこと」は 「沢山あること=豊か」である証拠だし、「柔軟」である証拠でもあります。
また、複数の可能性を提示してくれて、お互いを補い合う事、バランス、知性、平和な関係に繋がるともいえるでしょう。

「複雑」であることが「難しい事」「やっかいなこと」なんて考えている人は、
おそらく「自由」をも 放棄してしまうことになります。
「同じ」であること「単純」であること が いい意味でとらえられる現代ですが、
社会や政治の世界での話をすると・・・これって 非常に「コントロールしやすい状況」をうみだしている事になるんです。
その事実を踏まえたうえで、本当に「同じであることが良い」といえるでしょうか?