バランス
07年.02月.15日-17:21
In medio stat Virtus
(Aristoteles)
私たちが生活するこの現代では、何事においてもはっきりと結論を出すことが良しとされいてるようです。
イエスかノーか、右か左か、保存するのか壊すのか・・・
時には、「一本の木を守る」ために過激な論争が繰り広げられる一方で、何百万ヘクタールもの森がなくなっている・・・なんていうのも悲しい事実としてあります。
最終的に求める物が「良い事」だったとしても、そのとき本当に大切な物を見極める冷静な視点がないとその目的の良さは半減してしまうのではないでしょうか?ルソーが言うように、エコロジーにおいても一番多くの環境を守れる方法、自然にとって一番の利益を得られる方法を見つめなおさないといけません。
また、アリストテレスは、「真ん中が正しい・・・」なんて言いました・・・全ての分野において「完全な善」というものは・・・もちろん「完全な悪」だって無いはずです。
大切なのは「バランス」をとることなのではないでしょうか?
「バランス」はSlow Architectureを達成するための大切なキーワードのうちの一つです。
便利な街、個性的な街、誰にでも平等な街をつくる方法は一つだけではありません。
現代の都市計画はMultidisciplinary。いろんな分野やニュアンスがありますが、Slow Architectureの目的は、調和の取れた街づくり、それを忘れないようにしないといけません。
Slow Architectureは、何かを決断するときには、バランスを大切にしたいのです