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スロー?
07年.02月.15日-16:37 

Chi va piano va sano e lontano
Ludovico de' Medici

Progress

全ての人生は、「時間」と「空間」の中で発展していく・・・ このコンセプト「PROGRESS(=進歩)」には「成長」とか「良くなっていく・・・」とか「前に進む・・・」なんて意味がありますね。(このコンセプトには「より生物に近い・生物に見合った変化をしていこう」という意味合いがあります。) そしてこの言葉は、政治の世界でも、哲学でも、そしていまや経済の世界でも使われている言葉です。 「PROGRESS」は、人類を病気や飢え、将来的には死の恐れからも逃れさせてくれる・・・なんて、「良くなる・・・」というような意味あいで 前向きにとらえられます。 かと思うと、時には、兵器や公害、貧富の差などを引き起こす原因として非難されることもあります。ですが実際、「PROGRESS」自体はいい意味でも悪い意味でもありません。我々はこの「PROGRESS」を「ゆっくりとした変化」としてとらえていきます。 「PROGRESSは葉っぱの成長のように 長い期間の後気付かれるような、本当にゆっくりした動きなのです。」 これは・・・例えば地震のように “しばらく微動だにしなかった物が急に変化を見せる” 「突然な変化」に対峙する言葉です。そしてこの「ちょっとした変化」は人間や動物、植物の成長の仕方に極めて近い!ということも付け加えておきましょう。実際、我々の人生において「生と死」のみ除けば、人生はゆっくり、少しずつ成長する物です。というわけで、我々が我々の人生をより良くするには、「ゆっくり」、コレを理解することから始めなくてはいけませんね。

Why Slow?

「ゆっくり」とは正しい決定を下すのにより時間をかけること。 「ゆっくり」とは目的に達するまでの詳細や感覚、過程を楽しむこと。 「ゆっくり」とは重要な選択肢が出てきた場合、何かする前に付随してくるであろう事や結果について考える事。 「ゆっくり」とは人や伝統、環境を大切に思うこと・リスペクトすること。そう、「ゆっくり」は「はやくない」という意味でもあるのですが・・・ホラ、あの「ウサギとカメの物語」のように! 結果的には目的に達するための一番安全で一番の近道なんですね。特に建物のこととなるなら・・・家を建てる際には 自然の材料と 人の力も必要だし大きな投資となります。もし新しい家を建てるのであれば・・・あわてて家を建てると間違いなく後悔することとなるでしょう。そしてその後、もっと時間をかけてその間違った部分を修正していくか、あきらめてそこに住み続けるかしかなくなります。個人の家作りに増してもっと大きく影響してくるのが「街づくり」です。たとえば、「高速道路」を作った後でやっぱりこっちのほうが良かったなんていって修正できるものではありません。一戸建て以上に重要な問題となります。 われわれはこういった「社会にも、環境にも」害を及ぼす まるで「ファーストフード」のような建築を許してはいけません。

建てて壊して、建てて壊して・・・といったようなヒステリックなやり方では 結果的に資源の無駄遣い、町の質を落とすこととなります。(引越し貧乏のように)
こうならないようにするには 良く考え、手間隙かけて 質のいい物を目指して、

SLOWなゆっくりとした建築について見直すべきなんです!